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施工中の現場を紹介します。

2020年07月22日

6月中旬、施工中の2現場へ足を運びました。
まず、土木工事の木津川祝園地区作業所です。
 

 
河川の増水により、水が堤防内に浸透し決壊するのを防止するための工事です。
まず堤防に、水の侵入を防ぐ遮水シートを敷設し、
遮水シートのめくれ防止のためのブロックマットを敷きます。
そしてその上に覆土、芝の順番に施工していきます。

 


 
覆土はブロックマットを覆うことにより、
保護し、芝を定着させる目的があります。
芝は雨によって斜面が崩れたり削り取られないように、
全面に張り付け根を這わせることで防止する目的があります。
 
堤防の下の芝は市松模様になっていて、
コスト面やデザイン等の理由が考えられますが、
その時々の設計担当者によって全面芝や市松芝など様々です。
芝は横に広がっていく植物のため、だいたい2~3年ぐらいで全体が芝になっていくので、
この綺麗な市松芝も、少しの間しか見ることができない特別な期間となります。
 


 
 

そして次は、建築工事のしまもと里山認定こども園作業所です。
この現場は長村組では珍しい大型木造建築物で、
A棟、B棟、C棟の3棟がテラスと渡り廊下で繋がっています。
 
A棟は、2階建ての木造で遊戯室や地域の交流スペース、
事務所や厨房等が出来る建物です。
建方が概ね完了し、内部の床工事や屋根工事の途中でした。
 
内部の遊戯室は吹き抜けになっており、内部に足場が組んでありました。
吹き抜け部分には柱がなく、天井には13mの大きな登り梁があり、
無垢材ではなく集成材を使用しています。
登り梁とその下に付いているタイロッドにより生まれる大空間が
魅力の一つとなります。


※1 梁自体が水平でなく、屋根の傾斜に合わせて斜めに架けられる梁のこと。
※2 2つの部材を張力によって安定化させる棒状の構造材のことで、つなぎ材を意味する。


B棟は、平屋の建物です。
外部の工事では屋根工事が進んでいて、ルーフィングが張られていました。
ルーフィングとは屋根仕上げ材等の下に敷く屋根用の防水シートのことで、
左側が野地板、右側がその上に張られたルーフィングです。
ルーフィング張りは水が入らないよう、水下から水上に向かって張っていきます。
 


  
最後にC棟は、建方の真最中でとても迫力がありました。
プレカット工法なので、梁や柱の継手や仕口はほとんどが工場で加工されてきます。
現場では大工さんが仕口をはめ込み、掛矢ハンマーで固めます。
大工さんは梁の上を綱渡りのように軽々と歩き、
レッカーのオペレーターと息を合わしながら進めていきます。
そして他の2棟と同様に屋根工事へと進みます。
 
 
 

見学の翌日には仕上げ材のガルバリウム鋼板の搬入がされました。
縦葺き屋根のため、鋼材は19mの1枚ものです。



 
今回2つの現場に行き、どちらも初めて見るものがたくさんありました。
特に大工さんのハンマーで固めていく作業は、
継手と継手がぴったりと納まるのが面白く見入ってしまうほどです。
市松芝も綺麗な状態であまり見ることがないので、
これから全体に広がっていく様子を見るのも面白いと思います。
 
案内して下さった現場担当の皆さん、ありがとうございました。
竣工までどうぞご安全にお願い致します。